最近気になる本たち

・ヴィンテージパターンブック MOORIT (著)

・諏訪敦 絵画作品集 Blue

・なくなりそうな世界のことば 吉岡 乾 (著), 西 淑 (イラスト)

・Peyote Stitchで遊ぶ My Beads Accessories NEEDLEBOX 草壁 美里 (著)

・花の立体刺しゅう  アトリエFil (著)

・ハイトモニカの刺繍アクセサリー  ハイトモニカ (著)

・発表会のための少女の服  姉妹の服 かわい きみ子 (著)

・バッグの型紙の本 越膳夕香 (著)

・下田直子の手芸術 下田 直子 (著)

・3つのシルエットで作る「永遠」のワンピース 鈴木 圭 (著)

・ミセスのスタイルブック 2017年 秋冬号 (雑誌)

・「折る 縫う カットする」でできる服  藤井 あつ子 (著)

・ワンダークロッシェ もっと楽しむかぎ針編み

・シネマで見つけた憧れの服 上野 由紀子 (著)

・セレモニー服のシンプルレシピ 香田 あおい (著)

・美人画ボーダレス 芸術新聞社 (監修)

・ミシンときどき手仕事の、楽しいワンピース 松井 翠 (著)

・写実絵画の新世紀: 別冊太陽編集部 (編集)

・分縫い・基礎知識 1988

 

どれから揃えようかな。

今月、絶版本を2冊買ったので、書籍にかけれる費用が・・・。お財布と要相談です。

でも自分の技術のためなら全く惜しくないし、全部手元に置いておきたい。

製図とか、パターンとか、編み図とかは、大抵コピーをして、書き込みしながら作るので、キンドルより紙の本の方が勝手が良いんだな。。

あと12月号のファッション雑誌が各社から出ていますが、今月はジゼルの特集と写真、記事が好きだな。ニット特集してるんですが、いろんなニットやコートが資料としても参考になりそうで、あとはニットのお手入れ方法も載っていて役立ちそうでした。

装苑は最近俳優の特集が多めな印象。(今月号もそう。売れ行き良いんだろう。)来月号は、久々にDIY特集らしいのでとても楽しみです。

 

 

2017-10-29 | Posted in BlogNo Comments » 

 

ART CAMP TANGO 2017 音のある芸術祭

21765500_1472082509550507_7047380237659542205_o《「ART CAMP TANGO 2017 音のある芸術祭」に行って。
今年の夏と秋の始まりにあった、音についてのこと。》

今年の夏のはじめに、「無響室」という部屋に入る体験をした。
「無響室」とは、音の反射が限りなくゼロになるように設計された部屋のことで、床、壁、天井全てに音を吸収するための構造を持った素材が使われている。
その部屋の中で発声すると、自分の声がひどくこもって、小さくなってしまったように聞こえる。自分の発した声が口を出て、そのまま壁に吸収されてしまうような感覚で、耳が悪くなってしまったような気分になる。
この体験をさせてもらったのは、大阪星翔高等学校。
工業技術系の学科を揃えているこの高校では、電子工学科に「無響室」があり、音や、それに関わる電子工学の実験、実習などにこの部屋が使用されている。
また、地元の中小企業が商品開発の実験のために部屋を借りに来ることもある、と聞いた。

 普段、私たちが発する声や音は、音が生まれた瞬間から空気の中を波紋のように広がって、空間にある様々な物体に反射して、進む向きを変えながら、伝わっていく。
だから、自分の声は、壁、天井、机、洋服、窓ガラス、コップ、周囲の人々、などさまざまなものに反射して自分のもとへ返ってくる。
そのため自分の声を十分に聞くことができるのだが、自分の元へ返ってくるはずの声が壁などに吸収されてしまうと、自分が発生した生の声しか聞こえない。
本来の音しか聞こえない「無響室」で数分を過ごして、外に出ると、ありとあらゆる音が大きく聞こえる。まるで自分に向かってくるかのように。
世の中にはこんなたくさんの雑音があったんだ。と驚く。
それは大げさな表現や間違いではなくて、ありとあらゆる音は幾多の物に反射し、自分の元へやってくることで聞くことができていることに気付かされる。

私たちは、「聞く」という動作一つでも、周囲の存在を利用している。何気なくある全てのものは、そんな意図はなくても「聞く」ことに役立ってくれているのだと思った。

9/24(日)に、「- ART CAMP TANGO -音のある芸術祭」に行ってきた。
月の兎で開催される音読ライブでよくご一緒する入江さんと、そしてその音読ライブの主催者である安藝さんのお二方に同行させていただいた。
最終日のクロージング・イベントに合わせ、多くの人が訪れていて、展覧会の会場の網野町の旧郷小学校から始まり、久美浜の東稲葉家では和船復刻の公開制作を見たり、稲葉本家と久美浜公園ではクロージング・パフォーマンスを見学した。

音については全く専門外なので、一つ一つの作品については言葉にできないのだが、クロージング・イベント全体を通して「共鳴」という言葉が浮かんだ。
外で吹く風と連動した風を室内に作り出す構造を取り入れた作品や、電車の通過と連動して踏切の警告音が鳴るオルガン、庭園で踊るダンサーとダンサーの動き、壺の中で鳴るスピーカー、石同士が響きあう音、海や山の自然の中で奏でられる音。その土地の過去と現在の時間。
物理用語としての「共鳴」とは意味が異なるかもしれないが、「存在と存在の間を移動する何か」、「お互いが作用しあって浮かび上がる何か」に接したアーティストの方々が表現されたものに立ち会うことができ、自分と作品との間の「共鳴」についても考えた。

音の「共鳴」と「反射」を特に感じたのが、最後の久美浜公園でのクロージングパフォーマンス「午後5時53分まで」だった。
日没間近の海まで、稲葉本家から、参加者みんなで歩いた。
久美浜公園の海辺の芝生の向こうには、ダンサーの宮北裕美さん、木村玲奈さんが、ワンピースを纏って舞っていた。
鈴木昭男さん、荒木優光さん、山崎昭典さんたちの奏でる音が、海や山、草、人、空、夕日、いろいろなものに反射し、中に入ってきた。
虫が勝手に鳴いていて、太陽はみるみるうちに山の向こうに沈んでいって、海の音はあまり聞こえなかったけれど、風の音が気持ちよくて、足元の芝生の下はみずみずしい土を感じて、草木の匂いもあって、そんな全てと音が反射していたように思う。
共鳴し合う音が、あらゆる自然や環境と反射して、こうしてそれを体に入れることができる。普段全く考えないことに行き着いた感じがして、いつまでも続いて欲しいなと思って、
とても心地の良い時間だった。

共鳴した音は本来の音とは変わったり、反射した音は立ち位置によって聞こえ方が変わったりする。
土地や時間、人や物、ありとあらゆるものと音との関係もそれに近いのかもしれないし、(遠いのかもしれない。)

9/24は音楽にあまり馴染みない私にとっては初めてと言っていいくらい音と芸術、自然について感じたり考えたりした貴重な日だった。
久美浜では、あれだけ手に取るように自分にとって新しい何かを掴んでいたのに、その場所から離れれば、離れるほど、それがわからなくなってしまう。そういうものだと思う。

だからなるべくその日のうちに、と思って文章を書いた。
けれどこの文章も、あの時(午後5時50分くらい)に感じていたものそのものではもうなくなってきてしまっている。

きっと眠ったら、この感覚もなくなるんだろうな。

それがもったいない気がしてなりません。

百合野美沙子

2017-09-24 | Posted in BlogNo Comments » 

 

“Gallerism2017”

「gallerism2017」ありがとうございました。 光が多く降り注ぐ、開放感のある空間に展示させていただきました。自分の絵について考えること、ご一緒させていただいた作家さんたちから学ぶこと、そして観に来ていただいた方からいただいた言葉、一つ一つを糧に、次に向けて描くのみです。

英語は自信がないです。

 

“Gallerism2017” Thank you.
It was exhibited in a space with a feeling of openness in which a lot of light rushed down. I draw for next thought, thinking about my own painting, learning from the artists who I met, and words from those who came to see me.
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2017-05-14 | Posted in BlogNo Comments » 

 

2016年度と

職場の中学校にて、2016年度が終わっていきました。

頑張ったことも、反省も、振り返れば言葉にできないくらいたくさんあるのですが、一つ嬉しかったことは、1年間全ての美術の授業を、一つも休むことなく全コマやりきったこと。(体調不良などで授業に穴をあけることがゼロだった。)

毎日美術室に行って(または教室で)生徒と何かを作れたこと。手を動かすことはこの上なく楽しかった。

その裏には、支えてくれたり相談に乗ってくれたり、心配してくれたりした人がたくさんいました。美術の授業は全部やりきったけど、特別活動や、クラスの活動などは、体の不調から休んでしまって代わりの先生に行ってもらうこともあったし、美術の授業や教材研究に集中する時間が取れたのは、それ以外の膨大な仕事をしてくださったり、計画立ててくださる先生方がいたからでした。

やらなければならないこと、やりたいこと、やり遂げたいことは沢山あります。そのためには正直、体が一つでは足りないです。しかし現実には体は一つだけなので、あれもこれもと詰め込んでしまいます。疲れて、寝て、また疲れて、の繰り返しでした。休もうとすると、休むこと自体が怖くなる時があります。休むことが勿体無いって思います。

気持ちはいつも前に進みたくて仕方ないのに、大抵の場合、身体が先に壊れます。その度にもっと強い身体と体力が欲しいと思ってきました。

今年も少しでも元気に、健康で、頑張りたいと思います。

新しい年度がスタートしますね。

2017-04-09 | Posted in BlogNo Comments » 

 

ひな祭り

美術室にお雛様を出した。

ずっと祖父の家にあったものを譲り受けた。

私のは家に飾ってある。

3月3日。ひな祭りでした。

 

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2017-03-05 | Posted in BlogNo Comments » 

 

春の夜は

大阪長堀橋にある、ダイニング「月の兎」さんにて行われた、安藝さんの音読ライブに行く。

今日は「春」がテーマだった。安藝さんは、いつも文章に遊びや仕掛けを施す。

今回は比喩表現が折々に使われていた。

比喩を効果的なものにするには、「共感」が必要で、共感は経験によってその幅が変わる。

ゲストは日本センチュリー交響楽団首席チェロ奏者の北口大輔さん。

文楽の演奏を聴いていると、春の夜に蔓延る魑魅魍魎が頭の中に浮かんだ。

音読ライブについては、もう少し感想をまとめた日記をあげようと思います。
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2017-03-02 | Posted in BlogNo Comments » 

 

2月が逃げる

朝起きて、手を動かしたくて仕方がなくて、7:45から下地の表面をヤスリで磨く作業。幸せな朝。

2月最終日の今日は授業が4コマ。三年生との授業はあと残り1回。1年生の頃に比べ、本当に格段塗り方が丁寧になっているからこそ、作品が仕上がらないのが心残り。完成が見たかったけれど全員は難しいね。

放課後は、テスト前の学習会補助、家庭訪問、2年生の鞠の作品の評価の再確認など。

帰りにバスを2本も乗り逃す。だから諦めて、寄り道をして帰った。

きっとこんな時は、バスに乗らないほうがいい。迷信とかじゃなくて、乗らないで他のことをしたほうが変わった発見がある気がする。(適当だけど。)

寄った本屋さんで、風景画の本と、森田りえ子画文集を買う。あとCGデザイナーのための人体のしくみの本が面白そうだったけど、重かったから諦めた。

美人画をもっと研究したい。

帰宅後、休憩してから紙粘土を買いに行く。これから描き始める絵の風景について、見え方、影などを模型を作って確かめてみたい。近所の百均が25時までやっているので、いつも助かっています。

模型は明日から少しずつ作っていこう。

自身の制作の方は、大きなパネルは下地4層目を塗ったところ。

土日で作ったばかりの変形縦長パネルは、膠でサイジング。

そのパネルに明日シーチングを貼ろうと思ったのですが、布が足りず、急遽布屋さんに注文。東京日暮里の問屋さんだから届くまでに距離的な意味で日数がかかりそうだな…。もどかしいです。こういうところがいつまでたってもつめが甘い。

 

2017-02-28 | Posted in BlogNo Comments » 

 

木彫の日

授業は5コマ。月曜日は木彫の日。次第に彫刻刀で怪我をする生徒は減ってきている。完成には、もうちょとかかりそうだけど。

たまに見本として生徒の作品を彫らせてもらうけれど、楽しくてついもっと彫ってしまいたくなる。だから我慢して堪えている。

レリーフのような半立体の作品を仕上げる時の、美しさの目標というか、こうしたら綺麗に見えそうだから、もっとここをこうしよう、みたいな彫る感覚を伝えるにはどうすればいいのか…。

質問に対してあまりに具体的なことを言い過ぎないようにしている。3mm彫れば美しくなるか、というとそうではなくて、もっと、こう。(うまく言葉にできない)

放課後は会議とファイル点検160人分。あと月曜日だからか、家庭連絡、外の機関への電話を多くかけた。

自身の制作は下地が3層目です。

 

落雁いただきました。春もすぐそこ。

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2017-02-27 | Posted in BlogNo Comments » 

 

先日海に行ってきました。

次に砂浜の絵を描きたくて、下地を作らないといけない時期なのに、使う色に迷いがあって、なかなか作り出せずにいて、

やっぱり本物を少しでも見たくてその日の朝、起床したベッドの中で突発的に行かなきゃなって思った。

頭で考えるのは苦手だから、こうだなって思う方に感覚で生きている。

とはいえ、仕事があるので丸一日はいけなくて、結局半日になってしまったけれど、その日はとても天気の良い日で、駅から海までの20分の道からしてとても気持ち良かった。

一人で浜辺を散歩しました。

昔、海の地形の勉強をしていたことがあった。

福井県雄島にある流紋岩の海食崖、和歌山県加太にある砂岩泥岩互層の磯。

実際に行って、見て、帰ってから地質や地形の成り立ちを調べて、それを知った上でもう一度現場に行って、フィールドワークするのが好きだった。本に書いてあることが、実際に本当に起こっている感動。今までどれほどの人が研究を重ねてそうだと分かったのか。あと地球って大きいって実感できるのが好きだった。

今回行った海は、普通の砂浜だけど、大阪府による侵食対策としての海岸事業が徹底されている。自然というよりは、人口の砂浜でした。もう少し遠くへ行きたいけれど、思いつきで半日日帰りだとなかなか遠くへはいけない。

波打ち際は寒かった。もう少し暖かくなったら、もう一度行こう。

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拾ってきた貝殻とか。煮沸消毒して日光に当てました。このうちいくつかは絵の中に描く予定。

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2017-02-25 | Posted in BlogNo Comments » 

 

東京で購入したアクセサリー

東京に行ったら必ずと言っていいほど下北沢に行きます。

好きなお店が何軒かあって、今回はデットストックアクセサリーとハンドメイドアクセサリーを幾つか購入しました。

 

1個目。アクリルビーズのイヤリング。青緑のグラデーションが綺麗。

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丁度宿泊した日の夜に見たスカイツリーのライトアップ(名前がついていて、このライトアップの配色は「粋」と言うそうです。)と色合いが似ていて、イヤリングの方は若干緑が強いけれど、青と緑の中間のような浅葱色が浮世絵に使われていそうで、一目惚れした。

勝手にスカイツリーイヤリングと呼んでいる。

 

2個目。これは大好きな作家さんのハンドメイドブレスレット。

高彩度のビーズとパールの組み合わせが好き。

縁日の屋台の橙色の光と、その光に照らされて光っている景品とか飴とか、チープなものがぎゅっと詰まっていてキラキラしている、そんな光景をいつもこの作家さんのアクセサリーからは連想する。

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3個目。

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石が正4面体のアクリルの中に封入されている。白や灰色の、無機質で飾りのないワンピースに合わせたいと思った。

 

4個目。一目見て一目惚れしたデットストックのヘアアクセサリー。

鮮やかな緑色のベルベットリボンがヘアコームに縫い付けられている。年代不詳。ヨーロッパのデットストックということ以外は不明。

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リボンは表面に、ベルベット生地特有の毛ばたちの劣化があって年代を感じる一方で、ヘアコームのプラスチック部分はとても綺麗。縫い付けに使われている刺繍糸にも日焼けの劣化などが見られない。刺繍糸を隠すように縫い止められているブラウンのレースも綺麗。

全体的に比較的新しそうだから、20年前くらいかな。一見してフランス製かイタリア製かな?と思ってしまった。

結構大きく、緑も鮮やかで目立つので、これを髪につけるとすると、顔の正面から見た時に見えてしまうとインパクトが強すぎて負けてしまう。だから髪を後ろで束ねて、束ねた部分を隠すように使ったら可愛いと思う。

今の自身の髪型では使えないし、どうしようか迷って一度は諦めた。

でも欲しくて、またお店に行って、でも諦めて帰りの電車の時間も近づいていたので駅へ。

それでも諦めきれずに、最後は買ってしまった。

手仕事の刺繍糸の縫い目とか、リボンの少し潰れた感じとか、今はあまり見ない厚みのあるベルベットリボンとか、リボンに染み付いているジンジャーっぽい香水の香りとか、全てが頭から離れなくて、このヘアアクセサリー自体に古い時代が凝縮されている気がして、手元にどうしても置いておきたかった。

 

大切に持ち帰りました。

 

 

2017-01-10 | Posted in BlogNo Comments » 

 

“The Universe and Art: Princess Kaguya, Leonardo da Vinci, teamLab “

2017年、年始に東京に滞在した際、いくつか展覧会を回ったのですが、そこで見た展示の感想を今まとめています。

ですが、頭の中を整理し文章にするのがとても遅く、一週間頑張って3作品。すべてまとめたものがいつになるのか、…なので言葉にできたものからblogに載せていこうと思います。

 

森美術館で、下記の展覧会を観てきました。

「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」

“The Universe and Art: Princess Kaguya, Leonardo da Vinci, teamLab ”
2016年7月30日(土)-2017年1月9日(月・祝)

Details here: http://www.mori.art.museum

宇宙を様々な切り口でみる展示でした。作家の作品もあれば、中世の天体観測の道具とか、江戸時代の記録とか、大量の作品数でした。

宇宙と芸術を関連付けて考える(…または作品を作る時)、宇宙の捉え方が個人それぞれであり、よって膨大な表現方法とそれだけその成果があって、それを展示するのだから作品数も多くなる。そんな印象を受けました。

特に私の中で印象的だった作品を紹介します。

 

 

▼Conrad Shawcross コンラッド・ショウクロス
“Timepiece” 《タイムピース》

日時計から着想を得た作品。

長針、短針、秒針の役割をしたアームのようなものが回転して、秒針のアームが滑らかに動く。

アームには先端に明るく光る電球が付いていて、その光源の動きを見ていると、宇宙の太陽や星々の動きを早回しに見ているような気分になる。自分が地球にいたら絶対に見れないような、神様か、宇宙の塵にでもなったかのような。

それとは別に、細長いポールが床に直立していて、電球からの影が床の上を時計のように動く。

また、壁に機械の影も投影されるが、その影も滑らかに動く。それは国際宇宙ステーションが浮遊しているようにも見える。

私たちが日頃言葉にする「時間」って概念は、人間が生活していくために、長い季節の変化の中で、星や太陽を見極めながら、365日を1年にして、1日を区切って、それを細かく、細かく区切っていってできたものだと私は思っている。けれどこの作品を見ていると、その細かく区切ったものに縛られ、それに執着して信じきっている自分に気付く。本当は、時間って途方もなく大きくて、区切れないものなのではないか。

同時に、時間を発明して、それにすがって生きている人間のたくましさも実感する。

 

 

▼Björn Dahlem  ビョーン・ダーレム
Black Hole (M-Spheres) 《ブラックホール(M – 領域)》

「巨大なブラックホールを中心に回る銀河系と、最新の多元宇宙のあり方などを再解釈したもの(森美術館の解説より)」

作品の展示部屋の奥がガラス張りなのですが、そのガラスに蛍光灯の光が写り込んで、そちらの方も宇宙みたいだった。大きな木組みと蛍光灯。身近な素材で、宇宙の銀河やその外側、あり方の解釈を表現している。

 

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上記の2作品は、動画撮影が可能だったので撮影しました。▼Conrad Shawcross → ▼Björn Dahlem の順です。

Conrad Shawcross “Timepiece”は、床のポールが撮影した画面に収まりきりませんでした。

音が鳴りますので、音量にご注意ください。

 

 

 

▼teamLab チームラボ

《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく – Light in Space》

2016年/インタラクティブ・デジタル・インスタレーション/4分20秒/サウンド:高橋英明

これも動画撮影がOKだったので、撮影してみました。

真っ暗な部屋に入って、しばらくすると、左右前後の壁と床に、宇宙空間と数匹のカラスが投影される。

その後、カラスが勢い良く宇宙空間を飛びかったり、お互いにぶつかったりして、その軌跡が流星のような輝きで壁に投影されたり、ぶつかった衝撃で欠片がキラキラ弾け飛んだり、

その鮮やかな様子がとても眩しい作品でした。

ズームしたり、左右にふられたり、勢い良く後退したり、投影される映像は奥行きのある動きをするので、一点に立っていても、自分の周りが動いているような感覚になる。

海で波打ちぎわに足を砂に埋めて立っていると、波が引いていく時、自分の足も引っ張られて、引いていく波と一緒に自分も動いているような感覚になるけれど、その感覚に似ていた。

部屋に入る人数が制限されていて、1回で完全に入れ替え制なので、2回鑑賞したのですが、

1回目と2回目に、案内してくれる美術館の監視員さんが違う人で、1回目の案内の人は「今、後方のライトで円形に照らされている床の上であつまって鑑賞してください」と案内してくれたので、一緒に鑑賞する人たちがかたまって鑑賞できた。

そうするとみんなでひとかたまりになって宇宙を飛んでいるような、スピード感があった。

一方で2回目に案内してくれた人は、特に何の指示もなかったので、一緒に鑑賞する人たちがそれぞれ室内の好きな位置に立った。そうすると不思議で、1回目のようなスピード感がない。投影される映像の前に人が立ったり、その人によってできる影がいくつかあると、自分と投影される映像との距離感が常に固定されるため錯覚が起こりにくいように感じた。目の前に人が立っているから、脳が、これは投影された映像であると勝手に要らぬ認識をしてしまう。そうではなくて、ぐるぐる左右に振られる、押されるような不思議な浮遊感がこの作品の醍醐味の1つであると思うから、2回目の案内の人のやり方は少し残念だった。

「集まって鑑賞してください」と入り口の案内に書いてあるけど、全員がそれに気付くとは限らないし、気恥ずかしさもある。案内一つでここまで作品の体感速度や感じ方が変わるとしたら、作品をより面白く、深く体験させる案内ってありがたいと思うし、この場合必要なのではないか。と思った。

鑑賞の仕方の違いでここまで違うのかってことに衝撃で、作品の内容にはあまり触れていないのですが、

 

 

 

 

作品について、撮影OKなものが多かったです。

※「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変 禁止 2.1 日本」ライセンス

今後、美術館の展示、作家の作品などは、個々が撮影してSNSなどに掲載する、そこから広がっていったりつながりができたりするのでしょうか。

 

まだもうちょっと書きたいです。

 

2017-01-09 | Posted in BlogNo Comments » 

 

2016年を写真でふり返る

2016年はいろいろあったのですが、そんないろいろを、imacの写真フォルダから引っ張ってきたお気に入り写真をもとにふり返ります。

いつとか、どことか、一切なくて写真とコメントが続きます。

来年もいろんなことがあるけれど、自分を見失わずに、体壊さずにやっていきたいですね。

 

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表面張力すごい。昔お風呂の縁で水滴どこまで大きく出来るか毎晩挑戦したのを思い出します。

 

 

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やっぱり校庭は綺麗。

 

 

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卒業式のプログラムの表紙を版から作った。完成したらどこかにいった。。。

 

 

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ご自由にお取りください。壁紙のサンプルとか。

 

 

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お世話になった国立国会デジタルコレクション。

 

 

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クリームソーダの素晴らしさを伝える写真を頑張って撮影した。

 

 

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このドレスが作りたくて、衝動買いした雑誌。ツモリチサトのスキューバダイビングドレス。

 

 

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TRANSIT中古でやすくならないかな。

 

 

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麦茶が光ってて綺麗。

 

 

 

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完成したものをそういえば見ていない。家になる予定の者たち。

 

 

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「この木なんの木気になる木の木が生えたよ。」

 

 

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作りかけです。

 

 

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丁寧に縫う。この後、中表にしたのをひっくり返すのが大変だった。

 

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川の底にあったやつ。

 

 

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キラキラ。

 

 

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オーダーしたイヤリングです。

 

 

 

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結局使わなかったスーパーボールが1kgくらいある。

 

 

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東尋坊の岩場カフェ。すごい甘い。すごく美味しい。

 

 

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昭和の有名な画家たちが描いた絵。すごい、。

 

 

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パレットばーん。

 

 

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お祈りを始めるのかと途中まで本気で思っていました。

 

 

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コーヒー!

 

 


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いただいたイーゼル。これはとても戦力になる。

 

 

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年賀状のために判子を彫ったのです。(教材も兼ねている。)

 

 

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コルク切るのが一苦労どころじゃない。ガタガタ。

 

 

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焼いたら歩き出すクッキー。

 

 
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見ているだけで焼かれていく。ありがとうございました。

 

 

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もらったポインセチアを美術室に置いていたら、寒すぎて枯れてきたので家で労わる。元気になった。

 

 

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ジャムの瓶が綺麗で何かこう、作品にできそうなような。。。。

 

 

 

ありがとうございました。良いお年を。

 

 

2016-12-31 | Posted in BlogNo Comments » 

 

私、他者、世界、生、無事に開催、終了致しました。

12月10日から12月27日まで行われた展示で、数多くの方とのご縁をいただくことができました。本当にありがとうございます。本日絵を搬出に行き、無事に引き取ってまいりました。

 

この12月は、ありがたい巡り合わせが多くありました。

今回のグループ展でご一緒させていただいた日本画の作家さんが制作している京都の共同スタジオには、同じく学生のころ一緒の画塾で学び今は作家さんとなって活躍されている方がいたり、

その方が、働いている古本屋さんで、1920年代のパリやウィーンを特集した本をまた別の方が入手して、人の手を通じて拝読させていただくことができたり、

美術手帖を開いたら学生の時に同じ画塾に通っている人たちが掲載されていてその制作状況を偶然にも知れたり、

まだ学生だった頃、父の背中を追って緊張しながら足を運んだギャラリーのオーナーさんと今回の展示でご縁ができたり、

院を出た当時、情けなさとか不安とか様々な思いがあって、一方的に距離を置いてしまっているお世話になった母校の、今の学生さんが展示を見に来てくださったり、

次の展示でご一緒する方が、一度難波で展示をした時ご一緒させていただいた方だったり、

…と、文字に置き換えたら少しまどろっこしいのですが、

今までの半生で一緒に過ごしたり、少しでもすれ違ってきた人たちと、もう一度会ったり、直接ではないけれど繋がりを感じたり、そんな偶然の多い月でした。

 

でもこれは偶然ではなくて、私が一度絵を離れて働き始め、3年かけて少しずつ、少しずつもう一度絵と向き合えるようになってきて、

美術(広く言えば芸術)で活動されている方がいるステージに近づいたからこそ、起こりえたものなんだと思います。

今の私は、まだまだそういった方々のいる世界とは遠いところにいて、少しずつその姿が見えたかな、という位置に立っている。

展示経験が少ない私にとって、今回のこのグループ展は、自分の絵画を熱く、また冷静に見直し、今後の展望のことを考える機会でした。

 

きっと描き続けていたら、またどこかで必ず会えるので、まだまだなこの手と頭で、描き続けていこうと思います。そんなパワーをいただきました。

 

年明けから、また制作室で一人絵と向き合う大切な時間が訪れます。

今はとりあえず手を動かしたくて、でも制作室にはいけない状況なので、絵とは違うものもまた作っています。

ものを作るのに休む時間なんていらなくて、とりあえず毎日何か作っていたい。

がんばろ。

 

 

寒い中足を運び、お忙しい中、ご来場・ご高配を賜りありがとうございました。

また、展示を企画、運営してくださったZone関係者の皆様、ありがとうございました。

 

百合野美沙子

 

 

 

和菓子すごい、美味しい。 %e5%92%8c%e8%8f%93%e5%ad%90%e3%81%8c%e7%be%8e%e5%91%b3%e3%81%97%e3%81%84

2016-12-28 | Posted in BlogNo Comments » 

 

展覧会のために

1950年代のフランスの古いネックレス。

植物の造形に惹かれて、買ってしまった。

ネックレスを裏返すと、真珠をつなぐピンが黒く錆びていて、こういうのがとても好き。

誰が使ったんだろう、とか考えてしまうし、よく見ると、パーツ全てが古いのではなくて、多分何回か補修されている。一部新しいパーツが使われていることから、人の手に渡り直されながら使用されていたのが分かる。

1950年代に作られたこのネックレスは、65年後、日本に渡って若手シュルレアリスム作家の展覧会で着用されると思っただろうか。そう考えると、わくわくする。


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最近古いアクセサリーが好きかもしれない。

私は年代を見ても果たしてそれが本当かわからない。だからこのネックレスも1950年代なのかはわからないけれど、気に入ったらそれでいいかなって思う。だから古いっていうことだけが惹かれる理由じゃなくて、やっぱり今にはあまり見られない造形とか、その質感とか、そういうのがとてつもなく魅力的。

今日も大阪の伊勢丹(ルクア1100)に寄って、小さなブースだけどビンテージアクセサリーがあるとこを覗いた。価格帯も本当に様々だし、手が出るところから少しずつ集めたいな。

写真のネックレスと一緒に写っている指輪は、年代不明のビンテージ(?)頂き物なので、全てが謎。

2016-12-12 | Posted in BlogNo Comments » 

 

グループ展について

展覧会:「私、他者、世界、生 ―現実を超える現実―」

出展作家:OKA 川崎瞳 松平莉奈 松元悠 百合野美沙子

会期:2016年12月10日(土)~12月27日(火)、水・金は休廊、12:00~18:00 アーティストトーク&パーティ:12月11日(日)15:00~18:00

 

 

先日、絵の搬入を行いました。

今回は2点出展しています。それら2枚の絵について、こんな感じで制作していたよ、ということを今日は少し書きたいなと思います。これを読んで、展覧会を見に来ていただけたら、それ以上有難いことはありません。

何より先入観なくそれぞれの絵画を見て欲しいですし、できればトークに来ていただき対話できたら、それが一番です。

迷ったのですが、やはり制作した背景を少し話したくて(私自身が整理したくて)、断片的に、展覧会のネタバレ的をしないように、書いていこうと思います。

 

今回の展覧会、グループ展「私、他者、世界、生」には、大きめの絵と小さめの絵を出したのですが、大きい絵は今までどおり、私自身の心に浮かびあがる光景を描いています。

同時並行して、小品に取り組んでいたのですが、この小品は、自身では「存在」がテーマとなったかなと思います。(主題は自由だから、これは自分の中でそうかなと思っている感じ。)

職場となっている中学校で日々感じることが、ふっと現れ、色と形の力を借りて画面に出てきたよ、という感じです。

中学校では、生活するためのエネルギーの大部分を使って、自分の存在に向かい合っている生徒がたくさんいます。周囲との関わり方を大変気にかけながら、自分の存在のあり方を考えている子もます。

自分は何のために存在するのだろうか、

周囲は(世界は)自分のことをどう思っているのだろうか、

自分は必要とされているのだろうか、

様々なことに思い悩んでいます。

日々、このような生徒たちと向き合う中で、「存在」について私自身も考えることが多くなりました。

語弊があるかもしれませんが、中学校って、世の中の縮図だなあと思うことがあり(厳密にそうとは言えないと思いますが)

出身、家庭、経験、思い、性格、特性、本当に様々な人が集まっています。

その中で、生徒たちが思い悩むことって、とても生々しくて、人間の根基(根っこ)で、鮮烈だと思います。

大人への成長の過程で自分の中で処理できるようになったり、もしくは抱え込み抑えることもできるようになる思いが、あふれている場だなあと思います。

飾らない、尖がっている。だから触れるとお互い傷つく時もあるし、明確でいて答えが簡単には得られない。

大人になった私自身も実は抱えこんだままで解決できていない思い、それらがいっぱい生徒たちにもある。

中学生の悩みだから単純、稚拙なんてこと間違いで、それは一生涯かけて持っていかなきゃいけない、根本的な悩みだったり、人間としてとても尊いものであったりします。

その思いや悩みの一つが自身の「存在」で、存在するってなんなのか、なんのために?考え始めると尽きません。

絵を制作するにあたり、このような学校現場で感じる思いをもとに絵を描いていこう、と方針立てて描き始めたわけではありませんでした。

描いていくうちに自然と絵がそのような方向になっていきました。無意識なのか意識的なのかは自分でも必死で分からないのですが。

 

 

 

絵を描くにあたり、自死についても考えました。

というのも、自らの存在や命を燃やして、抗議や訴えを行うチベットの僧侶の死の話を知り(数年前の記事でしたが)、

身体を傷つけ、「存在」という命を晒しても、訴えたいことや知ってほしいことがあり、またそれしか手段がないということ、

これは大なり小なりはあるのですが、全国の学校現場でもあることで、存在を考える上で向き合いたいことだったからです。

小品作品は、そんな背景で描いたものです。

私が絵を描く意味は、表現者という立場から、無意識と向かい合い、表現したいと思っているからです。

そして今いる現場で、表現できること、研究できることを少しずつ、少しずつ進めています。

私にとって展覧会は、その課程で思ったことを大切に絵にして、それを見ていただく大切な機会と場所です。

時間がなく、大きな作品について、話す余力がなくなってしまいました。(文章を書き始め、もう深夜の2:30…)

見に来ていただければ幸いです。

展覧会について、関西アートストリームのページです。地図があり便利です。

http://www.art-stream.jp/event/detail.html?s=MzY5Ng

2016-12-08 | Posted in BlogNo Comments » 

 

全ては



仕事場で大きな行事が2つ終わりました。まだまだ行事は立て続けですが、周りの力を借りて、1日1日なんとかやっています。

その行事が終わるにあたり、心に残っていることがあります。

「すべてのものは、誰かの仕事でできている」という言葉です。

本当にそうだなあと思いました。
服の縫製、付けられたボタン、顔を洗うタオル、マニキュアのラベル、頭上のライト、昨日受け取った郵便物、カーテン、室外機、キーボード、ベッドの枠、白いシーツ、駅の階段、教室の木の扉、電車のアナウンス、今夜食べるトマト、お米、今座ってる椅子、ピアノ、楽譜、すべて、自分以外の誰かの仕事があるから、私が、そして周囲の人と享受できる。

自分一人では成り立たないし、私はどれだけの人の仕事に包まれているか、それを受けて生きていることを自覚しているか、考えさせられました。

自分は一人で生きているって人がいるけれど、それは絶対違うと思う。誰かの仕事で今日の自分が在ったことをもっと謙虚に受け止めないと、人はどんどんわがままに、自分勝手になってしまうし、成長できない。そういう人は綺麗じゃないと思う。

 

そして、誰かの仕事は、もっと突き詰めれば、「自然」という大きなものから、いろんな材料を借りて行われている。

服に使われる綿、ボタンに使われる貝殻、紙の繊維、木材、食物、物質の元となる元素、すべては自然の中から、人がそれらを加工して、作り替えている。だから誰かに謙虚になるだけでなくて、自然にもっと感謝して生きないといけないと思う。自然災害も最近多い。だからと言って自然を支配して、全部人間下にコントロールしようとしたって、それでは皺寄せが来てしまう、どこかに。

 

こんなことを考えながら、自然から借りてきた「鉱石」で最近まで制作を行っていました。

採掘された状態のままだと大きいので、手作業で割ったり加工をするのがとても楽しい。

割ったところの画像を載せたいのですが、今日はとても眠たいのでおやすみなさい。

 

また画像を載せます。

10/15載せました。石を砕いてみているところ。

力を加えてみないと、どう砕けるかわからない。そしてやり直しがきかない。一つ一つを大切に。

粉々になった砂も、樹脂に封入したり、画材にします。大きな原石は装飾品へ。

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2016-10-13 | Posted in BlogNo Comments » 

 

修正と額装

作品に加筆をしています。

一度完成したと言って人前に出した作品を変えるのは良くない?ことかもしれないけれど、やっぱり未熟なので、見ていると直したい箇所がいくつか出てきます。

主に描き直したのは、体の線や爪の色。髪。そして背景の線など。

それぞれ小さな修正ですが、特に爪の色はずっと迷っていたのが、すっきりと収まりました。

爪は最初は黒を塗って、主張が強すぎて色気に欠けるなあと思って白に変えて、白は白で少し不健康そう(弱そう)だなあと思って、いろいろ迷っていました。そして今回、元々の白に紅を足してみらたら、血色も出て且つ派手すぎない。じんわりとした色に落ち着きました。よかった。

その後、作品に仮額をつけました。

私はパネルやカンバスを額に入れずにそのまま展示するタイプなので、基本額もなく作品はそのままです。けれど次の展示は額必須なので、1年前に額を付けた作品から額を取り外し、今回の作品へ移植。

将来余裕ができたら、オリジナルの額など注文してみたい。

仮額だけど額がついた作品は、また少し違って見えます。

 

明日は搬入準備です。

 

2016-09-15 | Posted in BlogNo Comments » 

 

無事に個展を終えました。

遅くなりましたが、先週の日曜日、無事に個展を終えました。
多くの方に見に来ていただき、ありがとうございました。
アーティストトークは緊張しながらも話すことができました。
来ていだたいだ方との対話の中で自分の作品について説明することで、改めて作品について考え直すことができたのが何よりでした。足りないことも発見でき、エネルギーをいただいた今は、次へ向けて手を動かしていきたいです。

 展覧会はたくさんの方の支えがなければできませんでした。本当にありがとうございます。
一人でできること、考えることには限界があるから、周囲の人の意見を聞いて、力を借りて、(そして頼って)、新たな知見を得てこれからも頑張ろうと思います。
年齢とか、周囲の活動している作家さん方と自分とを比べて、自分のできてなさに焦ることもあるけれど、焦っても作品は良くならないし、今の自分にできること、良い作品を作るために身につけなければならないことを一つ一つクリアしていきたいです。

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作品展の展示写真を撮影しておけばよかったのですが、来ていただいた方やオーナーさんとお話していてうっかり忘れてしまい、何日か居たのにほとんど撮影出来ませんでした。記録用にきちんと撮影しておかないと、と反省。

facebookには、ありがたいことに他の方が撮ってくださった展覧会風景をシェアしています。よろしければ。

 

さて次の目標ですが、一番近いものでは、まず市展に向けて。
そして年末にはグループ展に参加させていただく予定です。
グループ展の絵はこれから描き始めます。久々にパネルから作ってみようかなと思います。
同時並行で、久しぶりに立体作品を作ってみようと企んでいて、構想や材料を集めています。

仕事も忙しくなりそう(既になってきている)ですが、今は身体が少し無理言うくらいが楽しいです。
あれもこれも詰め込んで忘れてしまわないか、気をつけよう。
限られた1日の中で、手を動かす時間を少しでも作って作り続けていきたいです。

2016-09-08 | Posted in BlogNo Comments » 

 

コンテンポラリーアートギャラリーzoneへのアクセス方法

今回展示をさせて頂く「コンテンポラリーアートギャラリーzone」は阪急桜井駅から徒歩で10分ほどです。

ギャラリーは「桜井市場」という商店街の中にあります。

住宅街なのでギャラリーまでの目印があまりなく、私自身初めて行った時は迷ってしまいました。

なので、道筋を写真とともに載せてみました。暑い日なので迷うと大変。お気をつけてお越しください。

 

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①桜井駅の改札口は一つだけです。改札を出たら直進してください。

②不動産屋さんの角を右へ

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③大きな道路沿いに歩くとマンションがあります。(写真では建設中ですが、確か完成していたはず…)

④マンションを右へ。

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⑤曲がってから直進すると踏切が見えてきます。
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⑥踏切を渡って、さらにまっすぐ。ダイソーとスーパーと園芸屋さんがあります。園芸屋さんを過ぎたら左へ

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⑦少しだけ直進します

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⑧薬局がありますので、店舗をすぐ左に入ると桜井市場の入り口です。

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あとは商店街の真ん中くらいまで進んでください。左手に白い壁のギャラリーが見えてきます。

 

お車でお越しの方は、国道171号線を箕面方面へ、国道沿いにあります緑のひさしが市場の目印です。

ただしお車での乗り入れができませんので、そばにある「箕面自由学園前交差点」を北へ曲がりますといくつかパーキングがありますのでご利用ください。

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*写真はすべてgooglemapより。

2016-08-18 | Posted in BlogNo Comments » 

 

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絵を描くとき、下地を作って支持体に塗るが、この時期暑いので下地の乾燥がとても早い。

下地に限らず絵の具の乾燥も恐ろしいくらいに早い。

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描いているそばから乾燥して固まっていく。油断すると筆も固まってしまう。

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夏の日差しが好き。

蝉の声は少しずつ弱々しくなってきた。

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ひまわりはいつの間にか刈り取られてしまっていた。

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2016-08-13 | Posted in BlogNo Comments » 

 

吉田克朗とか大兵馬俑とか

大阪の国立国際美術館での研修に参加した。

学校と美術館とが連携し、美術の鑑賞教育で美術館をいかに活用していくか、という内容。

美術館での研修は、本物の作品を鑑賞できるし、その作品について話し合いできたりして、とても好きだし面白い。

机上で写真図版を使っての鑑賞や、プロジェクターとパワーポイントでの研修より、本物の作品を前にして学ぶことがいかに多いか。生き生きとした作品は、理屈や知識を吹っ飛ばして惹きつけられる。

理想は本物の作品をなるべくたくさん観ることだと思う。でもそれが現実的にできないから、教室でできる鑑賞を試行錯誤して探っている。そのための方法が写真図版であったり、プロジェクターであったり、どうやって生徒と作品について対話するかであったり。

展示の中で、吉田克朗さんの作品が気に入った。暗い黄色で下地処理されたカンバスの上に、木炭で擦り付けるように描かれた線。それが集まって肉塊のようなものができている。その痕跡の圧倒的な仕事量と、近くで見たときと遠くで見たときとの見え方の違いが魔法のようだった。

帰宅してから吉田克朗さんについて調べてみる。東京文化財研究所のページとかで。

吉田さんは「もの派」の代表作家らしい。でも「もの派」ってどんな派?・・・答えられなくて「もの派」についても調べてみた。

あと国立国際美術館の特別展では「始皇帝と大兵馬俑」をしていた。これは学校にパンフレットが来ていて、クラスでも配った覚えがあった。大兵馬俑とは、死者の墓に副葬される粘土を焼いた人形。(馬とか、馬車とかもある)私よりも大きくて、死後の霊魂の生活のために死者と一緒に墓に入っている。その数とか規模とかが膨大で、途方もない。始皇帝は死後も永遠の支配者で居たかったが、死後3年で治めていた国は滅んで新たな王朝にとってかわってしまう。

自分が死んだ後のことまで考えるなんてよくやるなあと思うけど、国家を統一し、欲しいものは何だって手に入るようになった権力者が望むものは、永遠なる統治と死してなお変わらない自らの支配力や名声なのかな。

楽しい1日だった。

 

あと全く研修とは関係ないけれど髪を切ったらイヤリングが欲しくなった。ルクアのGarland of Dewを覗く。可愛いけれど、なかなかのお値段。

Garland of Dewの隣にあった、LA BOUCHERIE de SWATiが閉店していた。ルクア店と同じく新宿店も閉店らしい。ここのストールやバッグはとても個性的で大好きだった。残念。

京都で同業の人とも会いました。

刺激的な日でした。

2016-08-05 | Posted in BlogNo Comments » 

 

ポートフォリオの整理

数年前から作ろうと思いながら、なかなか作れずにいた自身のポートフォリオサイト(ここ)を制作している。

ポートフォリオサイトを作るにあたり、作品写真の整理や年代ごとの順番確認などのアナログ作業と、ドメインやHTMLなどのデジタル?な作業の二軸があって、どちらも苦手で苦戦した。

分からないことはgoogle先生に聞いてみるけれど、検索して、分からないことが解決できるようなページを探し、アクセスし、その中から情報を探して判断して試してみて…ということの繰り返しはなかなか時間を食う。なので一冊本を買ってそれを最初から読んで作ってみた。

自分に関することはいつも締め切りを設けないから、だらだらやってしまう。なので個展のDM制作時に、まだ出来上がっていないポートフォリオサイトのulrを乗せて入稿した。そうするとDMが出来上がるまでに嫌でもサイトを作ることになる。

作品のギャラリーはtumblerを使えばよかったかなと、今更思っている。沢山の人に見てもらうにはtumblerの方が絶対良い。これはいつか改良しよう。

昼間は仕事をして、夜作業している。

眠たくて眠たくて仕方がないが、毎日は楽しい。

2016-08-03 | Posted in BlogNo Comments »